モモヤマチョウナベシマ/現在のJR桃山駅の西
鍋島直茂、勝茂の屋敷跡
直茂は初代佐賀藩主。
肥前の戦国大名龍造寺隆信に仕え、天正年間(1573~1591)には老臣となる。
天正12年(1584)隆信が島原で島津勢と戦って戦死すると、龍造寺家の実権を握り、天正15年(1587)豊臣秀吉の九州征伐に従って島津氏攻略に加わる。
同17年従五位下加賀守に任ぜられる。
同18年龍造寺家を相続し大名に取り立てられる。
文禄・慶長の役には加藤清正と組んで子の勝茂と共に出陣し功があった。
関ヶ原の戦いでは西軍から東軍に変り、西軍に味方した立花宗茂を筑後国柳川城に攻めて自らの安泰を図った。
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