長建寺

長建寺は中書島の東濠川端に位置し、深紅色の土塀と竜宮造りで唐様の山門が印象的です。

ご本尊の八臂弁財天はとても美しくやわらかい表情をされていますが、平安時代後期の特色を示しているそうです。

江戸時代には淀川を往復する廻船の守護神として、また遊女町には欠かせない音芸技芸の仏様として庶民の信仰を集め、現在も"島の弁天さん"とよばれ親しまれています。


【長建寺の由来】

長建寺の源流は平安中期、橘俊綱の山荘を伏見寺とした即成院に由来し、のち豊臣秀吉の伏見城築城の際に大亀谷に移された。

元禄12年(1699)伏見奉行 建部内匠頭が即成院内の塔頭多聞院を分離してここに移す。

寺号は、衰退傾向の伏見を復興の拠点にすべく、水運の拡大と観光に力をいれた建部内匠頭の長命息災を祈る意味から(長)と(建)をとられている。

・拝観時間 8:30-17:00
・最寄り駅 京阪本線「中書島」徒歩4分/京阪本線「伏見桃山」徒歩11分/近鉄京都線「桃山御陵前」11分
・地図 http://goo.gl/IT6I3G
*情報は記事を書いた時のものです。
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