伏見連続講座 参加レポ

伏見連続講座(第10回)なるものに初参加してきました。

初参加の私には少し難しいお話でした。

 

講演その1:山科の石切場について(伏見城関連)

山科の大塚、小山という場所は、かつては石切場(採石場)だったそうで、そこから切り出された石材は伏見城石垣石としても運び出されていたそうです。

現在、石切場で発見された刻印は、「一に○」「角立ち四つ目結」。

「一に○」は毛利藩、「角立ち四つ目結」は京極若狭藩の採石場跡と表示を示すものだそうです。

 

講演その2:「石垣刻印の語るもの」と、題された魔除けにまつわるお話。

城郭の石垣刻印は大名家が自分の担当の石垣に印を付ける、刻印することは私も知っていました。

しかし、お城の重要箇所(入口、天守台など城郭の重要箇所)には、それらの印以外に安倍晴明でも有名な五芒星や#(井桁紋)、九字(格子紋)を組み合わせたものを魔除けとして刻印していたそうです。

石垣をこのような角度から見て回るのも面白いですね。

 

場所:伏見区役所総合庁舎1Fホール

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